Sterilization in Liquid

液体中での殺菌技術

現在、医療応用を目的として、プラズマを用いた液体の殺菌に関する研究を、大阪府立産業技術総合研究所の井川聡主任研究員などと進めている。人体などへの生体応用においては、液体自身または液体が介在する対象物の殺菌技術はきわめて重要であるが、従来、十分な殺菌力を得られる実験結果は皆無であった。液体にプラズマを照射した場合、プラズマに含まれる高エネルギーのイオンや電子は液中に侵入することが出来ず、活性種の大半は液体にスカベンジされてしまう。そのため、細菌に直接接触できる気相中殺菌と比較すると、液中殺菌はきわめて非効率的である。しかしながら、筆者らのこれまでの研究により、液体のpHを制御することで液中殺菌の効率を飛躍的に向上させることに成功している。

 

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